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岐阜県岐阜市の犬・猫の診療ならみのわ動物病院「犬の眼瞼腫瘍」ページ


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ブログ
2016.12.15

犬の眼瞼腫瘍

こんにちは!

なかなかブログを更新することができず申し訳ありません(^^;)

 

今日は先日実施したわんちゃんの眼瞼(まぶた)に発生した腫瘍の摘出手術について。

このわんちゃんの上眼瞼には何年も前から腫瘤があり、徐々にではありますが大きくなってきて、最近ではかなりのサイズになり角膜に接触するようになってきたということでした。

CIMG1174

これ以上大きくなるとさらに手術も大変になってしまうため、今回、摘出を行いました。

病理学的検査の結果「マイボーム腺腫」というもので、無事取り切ることができました。

CIMG1247

わんちゃんの眼瞼に発生する腫瘍は、8割くらいは良性で、最も多いものはマイボーム腺という涙腺に起因する腫瘍です。

このマイボーム腺腫という腫瘍は転移することはありませんが、角膜を刺激し、不快感を示すことがあります。それによって、掻いてしまったり、床に顔をこすりつけてしまうことで、結膜炎や角膜炎、角膜潰瘍を起こしてしまう可能性もありますので注意が必要です。

 

今回のわんちゃんは、すっきり取り除くことができ、その後も快適に生活できています。よかったですね(^^)

眼瞼に気になるしこりがみられたら早めに動物病院に相談しましょう!