ブログ
2018.01.03
子宮腫瘍の摘出手術
こんにちは!
みなさんお正月はゆっくり過ごせましたか?当院は本日4日から通常通りの診療です。
今年は新病院への移転などで忙しくなりそうですが、みなさんのご家族のお力になれるよう、より良い動物病院目指してがんばります!
ブログのほうもきちんと更新していけるようにがんばります(^_^;)
それでは早速…
今回は先日実施したわんちゃんの子宮腫瘍の摘出手術について。
このわんちゃんは触診で簡単に触れるほど、腹腔内の腫瘤が大きくなっており、かかりつけの動物病院では手術が難しいとのことで来院されました。
超音波検査ではっきりと大きな腫瘤が確認でき、子宮から発生した腫瘤ではないかと推測されましたので直ちに開腹手術を実施することとなりました。
開腹するとすぐに大きな腫瘤が出てきました。
腫瘤は子宮頸部のあたりから発生し、膀胱および尿管の一部と癒着していました。
これらをはがしていきながら、慎重に摘出を行いました。
そして、無事全部摘出することが出来ました。
病理組織学的検査の結果、悪性ではありましたが、手術後の排尿機能などを損なうことなく順調に回復してくれています。
今後しっかりと経過を観察していかなければいけませんが、今では元気に生活してくれているようで、本当によかったです。(^-^)