ブログ
2017.09.12
皮膚のしこりの切除
こんにちは!
涼しく過ごしやすい気候になりましたね(^^)夜なんかは寒いと感じることもありますので体調には気をつけてください。
さて、今日は先日手術したわんちゃんの皮膚腫瘤の切除について。
このわんちゃんは脇腹のあたりに腫瘤ができ、この半年くらいでみるみる大きくなってきたようでした。
腫瘍診療のページや以前のブログでも説明させていただいたんですが、しこりを見つけた際には、多くの場合、細胞診検査を行い、腫瘍かそれ以外のものかを予測したり、腫瘍によっては確定したりします。
今回も先だって細胞診検査を実施し、腫瘍の可能性が高いことが確認されましたので、手術により摘出することになりました。
無事手術により取り除くことができましたが、病理組織学的検査は、悪性の腫瘍という結果でした。しかし、腫瘍は完全に切除されている可能性が高いとのことでした。
今後、再発や転移などの経過をきちんとみていくことになりますが、ひとまず取り切れてよかったです。
体表の腫瘤は、ご家族の方が気付かれることが多いですので、もしお家の子を触っていて気になるしこりを見つけたら、すぐに動物病院に相談してくださいね。