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2017.04.26
猫の外傷
こんにちは!
以前にもお話ししましたが、外は暖かくなり、猫ちゃん達は発情、妊娠、出産と活発な活動の季節になりました。
そんな中動物病院では、外に行って外傷をつくってくる猫ちゃんがよく来院されます。
今回の猫ちゃんも前肢の皮膚がぱっくりと開いてしまった状態で来院されました。勇敢にケンカをしてきたのか、楽しく遊びまわってどこかに引っ掛けてしまったのか…
こんな状態でした。
まだ傷を負ってそれほど時間の経っていない状態でしたので、今回は十分に洗浄を行い、縫合を行いました。
外傷の猫ちゃんは、しばしば膿瘍をつくってしまったり、皮膚が欠損して大きな傷になってしまったりで治癒に時間がかかることも少なくありません。
しかし、今回の猫ちゃんは縫合後1週間くらいできれいに治癒し、抜糸を終えることができました。よかったですね(^-^)
外にお出かけをする猫ちゃんは、お家の猫ちゃんに比べ、外傷、事故、感染症などの病気が一段と多くみられますので、お外から帰ってきて調子が悪い場合はすぐに動物病院に相談してください。