058-214-4071058-214-4071

岐阜県岐阜市の犬・猫の診療ならみのわ動物病院「肛門嚢炎・肛門嚢破裂」ページ


お知らせ・採用情報
NEWS

ブログ
2017.01.26

肛門嚢炎・肛門嚢破裂

こんにちは!

今日はわんちゃん、ねこちゃんの肛門嚢炎、肛門嚢破裂のお話です。

わんちゃん、ねこちゃんの肛門の両脇(4時、8時の位置)には、臭い物質を分泌する袋があり、これを肛門嚢といいます。

通常、分泌された肛門嚢の内容物は排便時や興奮時に自然に排出されますが、うまく排出されないで貯留してしまったり、感染や炎症を起こして肛門嚢炎の状態になってしまったりすることがあります。

さらに、これらが悪化すると皮膚が破れて、そこから肛門嚢内容物が出てきたり、出血や排膿がみられたりする肛門嚢破裂という状態になってしまいます。

肛門嚢炎や肛門嚢破裂が起こると痛みが生じ、中には元気、食欲がなくなってしまうこともあります。

このような状態にならないために、日頃から肛門嚢がきちんと排出できているか注意しておく必要があります。

うまく排出できていない子は絞ってあげて内容物を出してあげなければなりません。

今までに肛門嚢炎や肛門嚢破裂を経験したことのある子はもちろんですが、お家のわんちゃん、ねこちゃんの肛門嚢の状態が分からない場合は、一度動物病院で確認してもらうといいでしょう。