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2016.03.05
犬の創傷治療
こんにちは!
外が少しずつ暖かくなってきました(^^)
これから、わんちゃんやねこちゃん達はノミ・ダニやフィラリアなどの予防に力を入れる季節になっていきます。
予防に関しては毎年ブログでお話しさせていただいておりますが、今年も後日しっかりと書かせていただくことになるでしょう。
さて今日は治療に長い期間を要したわんちゃんの創傷治療について。
このわんちゃんは他院で骨折治療のため外固定をしばらく行っていた子でしたが、外固定によって皮膚がすれて破れてしまったようです。
骨折は何とか治ってくれたのですが、皮膚がいつまで経っても治ってくれないということで紹介され、当院で治療を実施することになりました。
治療開始時、こんなに大きな皮膚の欠損でしたが・・・
途中、手術も行い何とか治癒してくれました。
以前も何度か記事を書かせていただきましたが、創傷治療は意外と時間と手間がかかる大変な治療なんです。
今回も適切なドレッシング材(被覆材)を用いて、2~3か月かけてなんとか治癒してくれました。 長くかかりましたが、我慢強く治療に臨んでくれました。本当にお疲れ様でした!