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岐阜県岐阜市の犬・猫の診療ならみのわ動物病院「雌猫の発情について」ページ


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2016.02.22

雌猫の発情について

こんにちは!

今日は2月22日。にゃんにゃんにゃん、そうです今日は猫の日でしたね(^^)

各地で猫ちゃんに関連したイベントが開催されているみたいです。行ってみたいと思ってはいるのですが行くことができていません・・・。

うめさん、らい君、まりもちゃんといつもよりふれあっておくことにします(^^;)

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さて、動物病院ではこの時期、雌の猫ちゃんの発情行動と避妊手術のお問合せを多くいただきます。

本日はこれからの季節多くなってくる雌猫の発情について少しまとめてみました。

 

猫ちゃんは私たち人間のように1年中交尾可能な動物ではなく、繁殖に適した時期というのがあります。

猫ちゃんの場合、2月ごろから9月ごろを繁殖期とする季節発情をすることが特徴です。

特に雌のねこちゃんの発情は発情前期、発情期、発情休止期と移行していき、発情前期~発情期にかけて特徴的な行動がみられることがあります。

それは、

・活発になる、活動性が増す

・こすりつけ行動が増える(物、人、床などにスリスリ、ゴロゴロします。飼い主さんは‘なんか人懐っこくなったな’という印象を受けると思います。)

・独特の鳴き方で鳴く(抑揚の無い、遠吠えするような鳴き方です。長い時で3分以上鳴くこともあります。)

・ロードシス(頭を下げ、お尻を高く挙げた前かがみのような姿勢で、雄の猫ちゃんを受け入れる姿勢です。)

・尿スプレー(雄の猫ちゃんのマーキングとしてよく知られいますが、雌の猫ちゃんでもみられます。)

などです。その他、食欲低下、内向的になる、排尿回数の増加がみられることもあります。

雄の猫ちゃんがいない場合、これらの行動が1~2週間続き、その後1~2週間お休みします。発情は年間2~3回以上みられます。

 

そして猫ちゃんの繁殖においてもう一つ興味深い特徴は、「交尾排卵」であるということです。

雌の猫ちゃんは交尾によって排卵を起こします。交尾をしなければ、排卵はされません。

この交尾排卵という性質のため、猫ちゃんの妊娠率は非常に高いのです。

 

これからの季節のいつもと違う猫ちゃんの行動でお悩みの方、また去勢・避妊手術をお考えの方は動物病院で相談してくださいね。