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岐阜県岐阜市の犬・猫の診療ならみのわ動物病院「回虫の話」ページ


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2015.08.09

回虫の話

さて今日は最近よくみかけた消化管寄生虫のお話。

仔猫ちゃんの診察が多い時期は消化管寄生虫を診る機会も多くなります。

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今回はこの迷い込んで来たというかわいい仔猫ちゃんの便から、回虫、鉤虫、コクシジウムという消化管寄生虫が出てきました。

今回出てきた回虫の一部がこちら。

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回虫は犬回虫、猫回虫がそれぞれわんちゃん、ねこちゃんに寄生します。

感染経路には、回虫卵に汚染された土壌からの経口感染、乳汁によって子へ感染する経乳感染、回虫の幼虫を体内にもったネズミなどの小動物を捕食することによる感染、わんちゃんの場合胎盤感染があります。

症状は、下痢、嘔吐、食欲不振、体重減少などで、仔犬、仔猫で特に問題になります。

治療は、駆虫薬を投与します。駆虫薬には滴下剤や錠剤があり、簡単に駆虫できます。

ちなみに回虫は人にも感染する危険性があるため注意が必要ですよ。

写真の仔猫ちゃんは目やに鼻水の呼吸器症状と寄生虫による消化器症状でぐったりしていたんですが、今では治療により元気いっぱいです!そして便は、駆虫により快便です!

消化管寄生虫はこの他にもたくさんありますので、定期的な便検査や駆虫を考えてあげれるといいですね。