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岐阜県岐阜市の犬・猫の診療ならみのわ動物病院「軟口蓋過長症と外鼻孔狭窄症」ページ


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2015.11.11

軟口蓋過長症と外鼻孔狭窄症

今日は、我が家にもいる短頭種のわんちゃんによくみられる病気について。

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パグやフレンチブルドッグなどの鼻ぺちゃのわんちゃんは「短頭種」と呼ばれていて、これらのわんちゃんに多くみられる病気に短頭種気道症候群というものがあります。

この短頭種気道症候群は、短頭種に特有の平らな顔、丸い頭部などのために、鼻腔が圧迫されたり喉の部分が変形してたりすることで呼吸器症状がみられます。

実際には、外鼻孔の狭窄、軟口蓋過剰長、喉頭室の外反、喉頭虚脱、気管低形成、気管虚脱などの複数の疾患が合併して起こります。

今回は、呼吸器症状がみられるフレンチブルドッグさんの外鼻孔狭窄および軟口蓋過長症の手術を、当院の顧問獣医師の渡邊先生執刀のもと実施しました。

このわんちゃんはお出かけすると呼吸が荒くなってしまい、病院で診察を待っている間も苦しくなってしまうほどでした。

さらに夏には熱中症になってしまいました。こんな状態ですので、日頃の散歩も満足にしてあげれていないようでした。

このままではとてもかわいそうですので、少しでも快適に生活できるよう今回手術をしてあげることになりました。

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分かりにくいですが、中央のつまんでいる部分が垂れ下がっている軟口蓋です。これがあるために気道が狭くなり呼吸しにくくなってしまいます。

CIMG0381 こちらは切除した軟口蓋。

さすが、渡邊先生。歯科、口腔の専門の先生です。手術は想像以上に早く終わりました。

手術後、次の日、呼吸音は今までに比べ穏やかで、本人も楽そうで、

さらに、1週間後の再診時、待ち合い室でゆっくり待っていられるほど呼吸は安定していました。

 

短頭種の辛そうな呼吸。実は改善させてあげれるかもしれません。

もしお家のわんちゃんに同じような症状がみられる場合は、動物病院に相談しましょうね。