去勢・避妊


繁殖予定のない犬や猫は、早期に去勢手術・避妊手術を実施することで、病気を予防することができ、発情期の行動での飼い主様のストレスも軽減できる可能性があります。

以下のメリットとデメリットを参考にしていただき、去勢手術や避妊手術をお考えください。

メリット

去勢手術

  • 精巣腫瘍、前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫などの病気を予防することができる
  • 性格が穏やかになる可能性がある
  • スプレー行動(猫)やマーキング行動(犬)の改善が期待できる

避妊手術

  • 乳腺腫瘍、卵巣腫瘍、子宮腫瘍、子宮蓄膿症、平滑筋腫などの病気を予防することができる
  • 望まない妊娠を防ぐことができる
  • 発情出血(犬)、発情に伴う鳴き声(猫)がなくなる

デメリット

  • 太りやすくなる
  • 全身麻酔を必要とする
  • 出産できなくなる
  • 費用がかかる

安全に実施できる麻酔方法を採用し、手術中は循環・呼吸モニターを行います。去勢手術、避妊手術は、獣医師が最も多く経験する手術ですが、犬猫の状態を細かくチェックしながら慎重に手術を進めています。

血管シーリングシステムについて

血管シーリングシステム一般的に手術時には止血などのために縫合糸を使用します。去勢、避妊手術の際にも縫合糸を用いて精巣、卵巣・子宮を摘出します。

しかし、近年、その縫合糸に対して体が過剰な異物反応を起こす「縫合糸反応性肉芽腫」と呼ばれる病気が明らかになっており、これにより周囲組織に炎症を生じたり、腫瘤(しこり)を形成したりします。

そこで当院では、この縫合糸反応性肉芽腫を防ぐため、なるべく縫合糸を使用せず血管などの処理を可能とする「血管シーリングシステム」を導入しています。

この血管シーリングシステムよって、体内に縫合糸を残さないだけではなく、安全に止血ができ、さらに手術時間がかなり短縮されるというメリットがあります。

去勢手術、避妊手術でお悩みの方はご相談ください。